漢方相談Q&A

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漢方 よくある質問(Q&A)

ご質問に対するご回答

夏かぜに効く漢方薬はありますか?

髙木漢方(たかぎかんぽう)では、夏かぜに効く漢方薬を取り揃えております。


夏かぜの特徴としては、エアコンや扇風機に長時間さらされたために、気管支を痛めてノドや肩から、夏かぜウイルスの侵入を許したものが大半です。
但し今年の夏は、はしか(麻疹)なども一部発生がみられるので、注意が必要ですね。


幼児や高齢者では、夏かぜから肺炎を併発することもあるので、高熱のときや長引くときはご用心ください。


夏かぜは脱水がよくないので、麦茶などでこまめに水分を補給しましょう。


夏かぜのタイプと漢方薬について


(1)元々の体質から、冷えあるタイプの場合は、胃腸のかぜになることが多くて、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などがみられます。
このような場合は、ファーストチョイスとしては、「イスクラ勝湿顆粒」が効果があります。


(2)体質的に手足が火照るようなタイプの場合は、扁桃腺のかぜになることが多くて、ノドが痛くなり、頭痛、発熱、関節痛などがみられます。
このような場合は、ファーストチョイスとしては、「イスクラ天津感冒片」が効果があります。
夏かぜのひとつであるノドと口の中に水疱が出来るヘンパルギーナにもいいですね。


(3)何度も夏かぜを繰り返す又はぶり返す場合は、免疫力低下のかぜであることが多くて、寝汗、多汗、体力と気力の減退などがみられます。
このような場合は、ファーストチョイスとしては、、「イスクラ麦味参顆粒」が効果があります。


(4)夏かぜの予防と養生としては、抗ウイルス作用と抗炎症作用などにすぐれた漢方のお茶やのど飴が効き目があります。
夏かぜ予防と養生の、ファーストチョイスとしては、「板藍茶」と「板藍のど飴」をお勧めいたします。

髙木漢方(神奈川県横浜市) 
髙木 佳久先生

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