あなたの慢性の痛み

実は脳の誤動作が原因であることが
最新の研究で明らかになりました。

<慢性痛とは、明らかな異常が見られないにもかかわらず痛みがなくならない状態を指す。>

<医師、医学博士 加茂淳先生 健康人新書より抜粋>

あなたが整形外科で次の病気を言われた時。
腰痛・肩こり・首の痛み・・・椎間板ヘルニア・頸椎ヘルニア・腰椎すべり症・頚部脊柱管狭窄症・骨の変型・坐骨神経痛・梨状筋症候群・頚椎症・変型ひざ関節炎・半月板損傷・変形性脊椎症・腱板断裂・テニスひじ・腱鞘炎・ひざの痛み・五十肩・外反母趾・狭心症様の胸の痛み・緊張性頭痛・腰部脊柱管狭窄症等、その骨・関節に関する痛み、原因不明が、以上のような診断を受けてヵ月以上痛みが続く場合、本当の病気は慢性痛かもしれません。

何をしても痛みがなくならないのは、そもそも診断と治療法が間違っているからです。日本は痛みの治療に関して先進国の中でもっとも遅れていて、海外では椎間板ヘルニアの手術はほとんど行われなくなっています。痛みの原因が体の構造にあるのではなく「痛みの生理学」をベースにした治療が確率されつつあります。

慢性痛に関する正しい理論や知識をもたない医師にかかると、痛みの原因はすべて「ヘルニア」や「脊柱管狭窄」や「骨の変型」といった体の構造上の問題とすり替えられ効果のない間違った治療・手術がくり返されることになります。

第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの主治医であったジャネット・トラベル医師は、腰痛・腰の椎間板ヘルニアに悩むケネディ大統領の症状を「彼の痛みの原因は、脊椎・椎間板にあるのではなく、以前からの背中の筋肉の衰弱が引き起こす一種の慢性スパズム(けいれん)にある」といい当てました。さらに筋膜痛と機能障害についての医学書を上梓しました。

色々な病院で治療手術をしても、なかなか痛みがとれない痛み難民が増えている。現在の整形外科医の治療の常識が「筋骨格系に異常があるから痛むのだ」という理論を整形外科医の大半が信じ込んでいるからで、この考えを「構造異常モデル」と呼びますが、医師教育もこの理論で教育された医師がレントゲン・MRI・CT・関節鏡などで構造の異常を見つけ、取り除こうと手術に走り、結果痛みがプラセボ効果で痛みが一時的にとれてもまた再発することになり痛み難民の原因となっています。

痛みとは脳への電気信号、脳に危険を知らせる警告のための電気信号である。
①ケガをした瞬間など(包長で手を切る)に「イタ!」と感じる素早い痛み。
②ジクジク・ジンジンとしたいつまでも続く痛みがあります。
この②の中の慢性痛を引き起こしているのが『発痛物質』と呼ばれる痛みの元なのです。

この発痛物質はストレスによって引き起こされます。ストレスが痛みを発生させます。
怒り・不安・日常のささいな問題の積み重ねは自律神経系の交感神経が緊張し、ストレスホルモンが分泌され筋肉がこわばり、血管収縮され発痛物質ブラジキニン等を生成し、痛み信号が脳に伝わります。

痛みがなかなか治らないのは脳が過敏になったせいである。強い痛みがくり返し入力され続けると痛みセンサーの感受性が上がって普段なら痛いと感じない刺激も痛みとして感じてしまい痛覚過敏を引き起こす。さらに不安、なかなか治らない将来への不安、社会的背景への不安により痛みを強く感じる脳の誤作動を引き起こし、さらに痛みが続くと睡眠障害・不安・抑うつ感が出て、それがさらにさらに痛みを強くする悪循環が起こります。

それではこの脳の誤作動が原因で起こる慢性疼痛は、どうして治っていくのでしょうか!

処ほう
<1> 脳への栄養補給をする。
 脳内の過剰な活性酸素がうつ状態・不眠・イライラ・不安感・痛みを引き起こします。
 ワタナベオイスターのE6ディーバーは脳内の過剰な活性酸素を消去できる、脳関門を通り抜けてゆく唯一の抗酸化物質である。
 重要なポイントは活性酸素を消去する時に、亜鉛・銅・セレンなどの材料が不足するとSOD,GSH-PX(抗酸化酵素)の合成はできない。
 つまり脳内の過剰な活性酸素を消去すればストレス軽減されて痛みは消失していく。

<2> 発痛物質を抑制させる。
 交感神経を抑制するのに三七人参で慢性疼痛・炎症反応を低下させることができます。

あなたの慢性の痛み、実は・・・
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痛みとはなあに?

なぜ「痛み」が起こるのかは、医学的にまだハッキリと分かっていません。
鎮痛剤で治まる痛みもあれば、そうでない痛みもあります。
頭痛や胸痛、腹痛などでは生命に危険な場合もあります。
甘く見ないで医師の診断を受けてください。
ただ慢性の痛みの場合には、現代医学的な治療よりも代替医療が合っている場合もあります。
東洋医学では痛みの原因を「不通則痛」「不栄則痛」と断定しています。

不通則痛(ふつうそくつう)
気血の巡り(通り)が悪いと痛みが生じます。
特に瘀血【おけつ】と呼ばれる血のめぐりが悪い状態では、原因不明の痛みが出やすくなります。
病院で治療を受けても治りにくい痛みの多くに瘀血【おけつ】が関わっているように思われます。
一等級の三七人参などはそうした痛みの改善に役立ちます。

不栄則痛(ふえいそくつう)
栄養が足りないと痛みが生じます。
この飽食時代にはそのようなことは無いと思われがちですが、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、フィットケミカル(ファイトケミカル)などの不足によって痛みが発生します。
虚弱なタイプや高齢者に多く見られます。アミノ酸製品、かき肉エキス、マルチビタミン・ミネラルなどで栄養を補います。

交感神経の緊張
体が冷える、天気が悪い、ストレスが多い、疲れがたまる、運動不足、体が硬い・・・。
こうした状況では交感神経が緊張して痛みが生じやすくなります。
「不栄則痛」も「不通則痛」も交感神経が緊張した状態です。温める。血管、肝臓、筋肉をリラックスさせることが大切です。

プロスタグランジン
痛みの発生にかかわる物質としてセロトニン、ブラジキニン、プロスタグランジンなどが知られています。プロスタグランジンは血管を拡張する物質ですが、同時に、炎症や発熱をもたらします。
アスピリンやロキソニンなどの鎮痛消炎剤プロスタグランジンができないように、その合成を阻害して痛みと炎症を抑える薬です。

痛みのメカニズム

多くの痛みは、患部や体の弱い部分に、血液をたくさん供給しようとするときに発生します。
たとえば事故やけがなどで血液をたくさん必要とするとき。寒さや疲れなどで血管が縮んで細くなるとき。
血液がドロドロになって流れにくくなるとき。など。その時体内では血管を広げる物質が作られます。
この血管拡張物質のお蔭で、血液をたくさん流すことができるようになりますが、同時に、痛み、炎症、発熱といった不快な症状も発生してしまいます。

慢性痛と瘀血
鎮痛剤やステロイドは赤く腫れたり、熱をもったりする急性の痛みの軽減に大変役立ちます。
しかし慢性の痛みの場合、こうした薬剤だけでは、痛みを完治させることがなかなかできません。
悪いところを治すためには血液が必要で、そのため血管を広げる物質が作られ続けるからです。
瘀血【おけつ】がある場合に慢性痛がよく生じます。血液の流をよくすることが改善策です。

眼痛
肝臓が疲れると眼の奥に「キューッ」とした痛みを感じることがあります。
病気ではないのですが血行不良による「不通則痛」の症状です。
血液がドロドロになると血液を流すために目の血管が拡張し、目が充血しやすくなります。
目の充血を取る目薬には、眼の血管を収縮させる成分が配合されています。

生理痛
生理痛や片頭痛で悩む女性が多くみられますが、こうした痛みにも瘀血【おけつ】が関わっています。
婦人病は昔から「血の道症」と呼ばれていますが、生理による出血(栄養損失)により、血液の質が低下しやすいため、微量ミネラル補給が役立ちます。

瘀血【おけつ】と肝臓
「乙字湯」という漢方薬があります。「痔」に用います。
痔は肛門周囲部の血行不良によって生じる病気です。
この乙字湯には肝臓に効く生薬が配合されています。
肝臓の働きが悪くなると、血液の流が悪くなります。
肝臓が元気になると瘀血【おけつ】は解消させやすくなります。

あなたの慢性の痛み、実は・・・
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