更年期とは何か その2
生体エネルギーの増幅システムを科学する
健康増進医学研究所®©
生体エネルギーの増幅システムを科学する
健康増進医学研究所®©
更年期とは何か その2
生体エネルギーの増幅システムを科学する 健康増進医学研究所®© コレステロール値の上昇 悪玉コレステロールと呼ばれる低比重のコレステロール(LDL)は細胞膜やステロイドホルモンを作るための原料となる重要な物質で、肝臓で作られています。 ステロイドホルモンには男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどがあります。 更年期になるとコレステロール(LDL)をもとにして作られていた女性ホルモンが減少するため、コレステロールはどうしても余ってしまいます。 これがコレステロール値が高くなる理由です。 体の異常によるものではない場合には心配する必要はありません。 夜間頻尿 加齢に伴い夜オシッコがしたくなって起きる人が増えます。夜間尿は膀胱の周囲の筋肉が硬くなるためだと説明されます。膀胱の筋肉が柔らかくしなやかな時には、夜、尿が溜まっても膀胱が膨らんでオシッコに行かなくても済むようにしてくれていたのが、できなくなった結果です。自律神経の緊張も関係しています。 「骨盤底さすり」と呼ばれる会陰を優しく刺激する方法は頻尿の改善に効果があるそうです。 尿漏れ 加齢とともに尿漏れで悩む女性が増えます。笑ったり、くしゃみをしたり、咳をしたりしてお腹に力が入った拍子に尿が漏れてしまいます。筋肉の血行が悪くなって硬くなり、尿道を縮める力が弱ると、女性の場合、尿道が短いため尿失禁しやすくなります。 肛門や膣を絞めて筋力を高めるために「骨盤底筋体操」の指導がなされます。一等級三七人参の飲用で尿漏れしなくなったという報告もあります。 女性ホルモン補充療法 更年期に対し現代医学は「女性ホルモン補充療法」で対応します。不足するホルモンを補う方法です。 ホルモン補充療法を受けることで、重い症状が改善されて喜ぶ人もいればそうでない人もいるようです。 療法に適合しない人は静脈血栓、塞栓症を起こしたことのある人、糖尿病や肝臓障害のある人です。 療法を慎重に判断する必要がある人は臓病や乳腺症の人、高血圧の薬を服用中の人、甲状腺機能異常、乳がんや子宮体がんになった人、子宮筋腫や子宮内膜症を治療中の人などです。 大豆イソフラボンと人参サポニン 更年期の症状の改善に役立つことが知られているものに大豆イソフラボンと人参サポニンがあります。 大豆イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、更年期のホットフラッシュなどの改善に効果があるとされています。 人参サポニンは高麗人参、三七人参などの薬用人参に含まれているファイトケミカルで、強い抗酸化作用を持つとともに、自律神経の調整、血流の改善、カルシウムの過剰反応の抑制など多くの作用を持ちます。 特に最上級と言われる一等級の三七人参は高麗人参の何倍もの人参サポニンを含んでいて肝臓、心臓、血圧、血糖などの調整に役立っています。 女性の体とミネラル 女性の月経による出血で赤血球とともに鉄分が失われるため、鉄欠乏性貧血が多く見られるようになります。出血によって失われるのは鉄分だけではなく、多くの微量ミネラルが失われます。そうした不足しやすいミネラルが十分に補われていない場合、更年期を迎える前から女性ホルモンのバランスが崩れ、更年期を迎える頃にはより重い更年期の症状で苦しむことになり易いように思われます。色白で虚弱なタイプの女性の体にはかき肉エキスが良く合います。 ヘバーデン結節 更年期を境に血中のカルシウム濃度が高まるためでしょうか。中高年の女性がヘバーデン結節になります。ヘバーデン結節とは手の指の第一関節に骨棘が生じ腫れて痛む症状です。炎症が収まった後も指関節は膨らんだままで変形が残ります。 一等級の三七人参はカルシウムの滞留や蓄積の解消に役立つようで、ヘバーデン結節では炎症と痛みを抑えると同時に、関節の変形を解消したりします。 カルシウムの沈着によって生じる偽痛風や四十肩、五十肩にも同様な効果があることが報告されています。 |
ツイート |
更新日: 2019/07/09 |