健康増進ニュース 号外5

三七は脳卒中、心筋梗塞の予防や養生に役立つ

健康増進ニュース 号外5 その2
            ▲ クリックで拡大表示


冠状動脈の血流量が増大

 三七は心臓の筋肉に血液を送り込む冠状動脈を拡げて血流量を増やし、
同時に心臓の負担(運動量)も軽減させます。冠状動脈が狭くなったり、
詰まったりして血液の流れが悪くなると狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなります。
中国での三七による臨床試験ではこうした心臓病の90%以上に効果を示すことが分かっています。
血流がよくなると不整脈、動悸、息切れなどの症状も改善されていきます。


心臓で作られる利尿ホルモン

 心臓では尿量を増やすために働く「利尿ホルモン」が作られていて、
心臓の血流が悪くなるとこのホルモンが十分作られなくなり、
オシッコの量が少なくなったり、むくみが生じやすくなります。
また、排泄されずに体内にためられた余分な水分は、血管内の圧力を高め、
心臓への負担を増やして血圧を上げる原因にもなります。
三七が高血圧に効く一つの要素が、こんなところにもありそうです。


高血圧にも低血圧にもよく合う

 三七の一等級品では興奮・刺激型の陽性のサポニン(Rg1・代謝を活発にして血圧を上げる要素をもつ)と
鎮静・抑制型の陰性サポニン(Rb1・交感神経の興奮を抑制して血圧を下げる要素をもつ)の
バランスがよくなるため、高血圧にも低血圧にも
血圧を正常値に近付けるような調節機能が発揮されます。
高血圧タイプの人では交感神経の緊張が改善されるためか、
三七を飲むと眠たくなるという人が出てきます。


腎機能をアップ、オシッコが変わる

 三七を飲用して、オシッコの量が増えた。オシッコが勢いよく出る。
オシッコの切れがよくなった。という報告が多く見られます。
心臓や腎臓への血流がよくなって利尿ホルモンがうまく作られるようになったり、
腎臓でのタンパク質の合成が促進されて
血液ろ過機能がよく働くようになった結果だと思われますが、
詳しいメカニズムはまだわかっていません。


赤血球を増やす、疲れなくなる

 三七は滋養強壮食としても知られています。
三七の飲用で、腎臓で作られるエリスロポエチンという
赤血球の分化を促進するホルモンが増えることがわかっています。
赤血球が多く作られるようになると、酸素を運ぶ機能が高まり、
エネルギーがタップリと作られるようになるため、スタミナ不足や疲れを感じなくなります。
こうした三七の持久力を高める機能を、中国のスポーツ選手軍団はこぞって利用しています。


高脂血症の改善に威力を発揮

 血液中にコレステロールや中性脂肪の多い状態は高脂血症と呼ばれます。
高脂血症は肝臓の機能の低下と関係していて、
肝臓でのタンパク質の合成能力が低下すると、高脂血症の状態に陥りやすくなります。
三七は確実に血中のコレステロールや中性脂肪を減す効果があります。
コレステロールのバランスも、善玉のコレステロールを増やし、
悪玉のコレステロールを減して動脈硬化の予防や改善に役立ちます。


肥満を防止するダイエット効果
 
 肝臓が元気になると、脂肪の代謝に必要な酵素(リパーゼなど)合成が
スムーズになり、血流もよくなって全身の細胞の代謝が活発になります。
その結果、からだは脂肪を燃焼させてエネルギーとして利用しやすい状態になります。
さらに、コレステロールなどのリポタンパクを胆汁酸に換えてどんどん排泄しますので、
知らないうちに体重が減少したりします。
この効果は高脂血症で肥満しているタイプに顕著に見られます。


更年期障害の改善にも役立つ

 閉経期に前後して起こる、顔のほてり、のぼせ、膣のかわき、
多汗、イライラなどの不快な症状の出現は更年期障害と呼ばれます。
その原因としては女性ホルモンの分泌が少なくなったり、
自律神経のバランスが乱れたり、ビタミンやミネラルが不足していたり、
肝臓の機能が低下していることなどが考えられます。
三七は中枢神経に作用して機能を調整する作用もあるため、利用してみる価値が大いにあります。


中高年の男性の精力増強に役立つ

 三七は男性には強精強壮効果をもたらします。
朝起きた時の状態が元気になるだけでなく、持続力も増します。
男性の性機能は肝臓の機能とも密接に関係していて、
肝臓の機能が低下すると性能力も低下します。
三七は「中国のバイアグラ」といわれることもありますが、
バイアグラのような即効性は期待できません。
しかし飲用を始めて2~3か月もしないうちに、その効果を確認できることでしょう。