イシダならで輪 健康通心
令和元年12月号

発行責任者 岩見圭祐・幸美

イシダならで輪 健康通心令和元年12月号
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特集 師走に気をつけたい食べ過ぎ
飲みすぎによる胃部不快感!

 師走になると、気ばかり焦ってしまいます。忘年会が続くと、身体には、大きな負担となります。胃腸の弱い人が、食べすぎ・飲みすぎると、「体の中に湿を招き痰を生じやすく」と東洋医学では考えられており、つまり胃腸を含む身体の水分代謝が悪くなり、胃がチャポチャポ、顔や足がむくむ、痰がからむ、体が、関節が重だるく動かしにくくなります。さらに慢性化すると頭が重い、めまいがする、耳鳴りがするなどの症状も現れます。これらの症状はみんな水毒すいどくと呼ばれ水分代謝の異常を引き起こしたことによるものです。
さらに、胃が食べた後に胃がムカムカしたり、胸やけ、ゲップ、吐き気がするなどの症状が出ます
これを胃気上逆いきじょうぎゃく といいます。
正常な時は、胃の働きというのは飲食物を消化して腸の方へ送り出すのですが、この働きが弱くなると、食べた物が長く停滞して、もたれたり逆に上にのぼって胸やけや吐き気が生じることになります。
その症状に応じた胃薬の選択が必要となります。

健康通心 令和元年12月号
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ツボ療法としては
不容(ふよう)胃の蠕動運動を高かめる。
脾兪(ひゆ)胃兪(いゆ)中脘(ちゅうかん)
胃の痛み不快感をとります。
足三里で抵抗力もつけます。
手の内関(ないかん)は吐き気に

年末年始は頑張り過ぎます
食べすぎ飲み過ぎに気をつけて下さい。薬に頼りすぎないで、体のもつ自然治癒力を活発にさせるのがツボ療法です。特に不容と中脘は今の時期には最適なツボです。くわしくは店頭でご指導させていただきます。

特集 アルツハイマー病 最新情報!


糖尿病の人はそうでない人に比べて2.5倍から3倍程度またはそれ以上にアルツハイマー病に罹りやすいことが最新の研究で明らかになっており、この2つの病気の根本的原因が実は同じあろうかという、世界的にも論文が発表され支持されてきています。そして今、有効な対策を見い出せないアルツハイマー病を糖尿病の薬で治そうとする流れが起こりはじめています。
糖尿病 アルツハイマー病の対策として
くわしくは次回1月号に特集します。ポイントは4つ
(1)地中海式の健康食
(2)睡眠不足をさける
(3)女性ホルモンエストロゲンを減少させないこと
(4)活性酸素対策をする。詳細は次号で

今年もありがとうございました。来年もあなたの、皆様の生活に役立つ情報を提供していきたいと思っています。あなたの心に寄り添える、ホットする店、治療院でありたいと思っています。★>