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緊急特集
実は怖い〈熱中症〉 私は大丈夫ですヨ!!ではすまされません。

昭和大学医学部の研究によるとⅢ度の重い熱中症を発症した
1441人の患者さんのうち22人(1.5%)に中枢性神経障害の後遺症
が残りました。
高次脳機能障害 注意力・記憶力欠如
食べ物が飲み込めなくなる
会話・文章が理解できなくなる失語症
歩行障害
認知力低下
パーキンソン症候群

などが引き起こされました。
1441人のうち死亡せず後遺症も残らなかった人は286人でわずか19.8%でしかありません。

熱中症かも」と思ったら躊躇せず救急車を呼んで下さい


自宅に経口補水液は常備しておいて下さい。


イシダならで輪 健康通心
令和5年 7月号
発行責任者 岩見圭祐・幸美


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特集 薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」普及運動とは


薬物乱用が日本国内でも深刻な社会問題となるなか、1993年に官民一体となってスタートした「ダメ。ゼッタイ。」普及運動。
国連が定めた「6.26国際麻薬乱用撲滅デー」を周知させると共に様々な分野の団体と連携しながら全国各地で街頭キャンペーンなどの啓発活動を行っています。

薬物の乱用を続けているとやめようと思ってもやめられない依存状態になります。

★薬物を使った様々な事件事故が起きています。1人ひとりが気をつけましょう。


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コロナ発生後3年ぶりにダメ。ゼッタイ。普及運動に参加しました。〈7月2日 日曜日〉

別府駅でボーイスカウトの子供さんが声をからして募金を呼びかけていました。

薬業3団体 いつもの顔です。よく頑張りました。

資料を配布するタイミングが合わず最初は四苦八苦でした。と幸美。汗びっしょり!


熱中症対策として令和5年7月4日、別府市社会福祉協議会様に大塚製薬OS-1経口補水液504本、うすき製薬塩のどあめ100コ、ジェックス衛生生理品、ニチバンケアリーヴ等々を別府市医薬品小売協同組合から、社会貢献事業の一環として寄贈させていただきました。

★熱中症は脳の高機能障害を起こすことがあります。経口補水液はご自宅に必ず用意してくださいネ!

イシダならで輪 健康通心
令和5年 5・6月号
発行責任者 岩見圭祐・幸美


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特集 腎臓寿命を決める

最新研究をご紹介致します。
秦の始皇帝が晩年に「不老不死」の仙薬を目の色を変えて探し求めたというのはとても有名な話です。どうすれば老いずに済むのか、どうすれば長く生きられるのかというのは、人類が誕生した当初から多くの学者や権力者が追い求めてきたテーマでした。
残念ながら「不老不死の仙薬」は未だに見つかっていません。
しかし「老化を防ぐメカニズム」
    「寿命を延ばすメカニズム」はだいぶ輪郭が見えてきました。

著者の黒尾誠自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授は国立精神・神経センターでの実験中に突然変異マウスを見つけたことを発端に余分なリンを腎臓から排出させる老化抑制遺伝子「クロトー」を発見、世界初の快挙となった。
その詳細はNHKスペシャル「人体」臓器たちは語り合う で特集され多くの反響を呼びました。

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つまり、腎臓を通してリンを体外に排出することが老化を防ぎいつまでも若々しく健康に長生きをすることができる欠かせない条件なのです。そもそも「リン」っていったい何…と思っている方も多いと思うので(笑い)ここで簡単に説明します。

リンはカルシウムと共に骨を構成している成分でDNAや細胞膜の主成分で人間が体を維持していく上で重要な物質であり、肉、魚、乳製品の他、じつに様々な食品に含まれています。
しかし!
、問題なのは日頃からリンが多いとされる、食品添加物やファストフード、スナック菓子などが知らず知らずに口に入ってしまうことです。
糖や塩分のように控えようとしても、はたしてそれがリンが入っている食品添加物かどうか区別がつきません。
その過剰摂取で老化加速物質リンが寿命を縮めます。
近年、血中のリンを多く排出できる腎臓を持つ方ほど寿命が長く、疲れがとれない、だるい、気分が落ち込むといった症状を予防。
なんとなく若く見える人はみな腎臓の機能が高い方です。

ベーコンの食品表示ラベルにリン酸(Na)という記載がありますが、リン添加物の代表格であり、それ以外にメタリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸Naという表記のものもあります。

ソーセージ、ハム、ベーコン、プロセスチーズ、干物、かまぼこ、カップラーメン、インスタントメン、シリアル、スナック菓子、漬物、調味料等々です、必要以上に摂取しないことが大切です。

これらが体内で透過加速物質へと変化し慢性腎臓病、腎不全、透析、動脈硬化、心臓病を引き起こします。リンを排出する力をつけることが予防の一歩になります。危険な食品を摂り過ぎないこと。そして動くこと、運動することです。先ずは、散歩から始めて下さい。
腎臓とリン健康寿命のカギ ポイントです。
〈東北大学上月正博教授 ためしてガッテンより〉

リンが使用されている添加物
かんすい、酸味料、香料、乳化剤、pH調整剤、強化剤、結着剤などなど
(この他にも多数あります。)