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薬局・薬店の先生による健康サポート
花粉症の薬に、漢方薬は捨てたものでない

新薬の開発により副作用が少ないお薬ができ、スイッチOTCでセルフ治療ができるようになってきました。
しかしながら、それでも、効果がさほど見られないケースや副作用がどうしても出てしまうケースが多々あるのも事実です。
こんな時、まだまだ漢方薬は捨てたものでないと私は思います。
花粉症の症状が大難が小難になる
シーズン突入の1~2カ月くらい前から服用、あるいは、平素の健康維持に自分にあった漢方薬を服用している事で、大難が小難になることを良く経験しています。
また、一味の妙というか、漢方で難しいのは、きっちりした処方でないといけないケースもありますが、平素の薬に、少し、1~2種類の生薬を併用してもらうだけで平素プラス花粉症対策になる事もあります。
「おかげさまでしんどいシーズンを過ごさなくて済みました」
「また、今年もそろそろ花粉症対策の薬にしてください」
といった事を言われる事もあります。
花粉症と言えど、東洋医学的に見れば、風邪の症状のひとつのステージにも似たものと捉えて弁証すれば、即効性の効果が期待できる事もあります。
どの治療法を選択されるかは患者さま次第ですが、私たち漢方薬局が、患者さまの花粉症の症状を少しでも楽にするお手伝いが出来ればと思います。
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福田 佳司先生-
- 1962年奈良県生まれ
- 奈良県立畝傍高校卒業
- 京都薬科大学薬学部卒業
- 明治針灸柔道整復専門学校卒業
- 元京都薬科大学講師、長尾泰爾氏に師事し浅田流折衷派細野一門の漢方を、セミナーなどにて伊藤清夫氏らより古方を矢数道明氏らより後世方を学ぶ。
- 経絡治療学会に参加して経絡針治療を研修し、谷口中庸氏に師事して針灸奇経療法を学び、平成9年 地元奈良にて開業し現在に至る。