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」ニックネーム：K.M
年齢：28歳
性別：女性
服用期間：約1年
担当 張冬先生
いままでの治療経験
漢方薬を朝晩の2回服用。
富士堂での治療体験談
なるべく欠かさず漢方薬を服用する。
ストレスを溜めすぎないよう、リフレッシュを心がけた。
持病の回復だけでなく、体調そのものが良くなったことが嬉しかった。
闘病・治療中の方へのメッセージ
焦らず続けていけば少しずつ改善方向に進むはずです。
担当の先生からのコメント
子宮頸部異形成の治療にいらした患者様、この度は完治おめでとうございます！
子宮頸部異形成（ASC-US）と診断され、2年間経過観察を続けていましたが、LSILに進行してしまいました。まだお若く、手術はできるだけ避けたいということで、漢方治療を選ばれました。
免疫力を高め、粘膜のターンオーバーを改善する漢方薬を服用し始めると、もともと少し不順気味だった生理が安定してくるようになりました。また、経血量が増え、血の塊が減り、色も鮮やかな鮮血になりました。
この状態で漢方を服用し続けた結果、服用開始から4ヶ月後の検査では、NILM（正常）となり、HPVも検出されませんでした。
その後も1年間、2回の再検査を受けてもリバウンドはなく、完治を確認し、治療を卒業されました。
この症例についての詳しい解説は以下の通りです。
症例解説
症例経過
2年前の健康診断で子宮頚部異形成が見つかり、HPV2価ワクチンが予防する16型・18型は陰性でしたが、その他のHPVが陽性と判明しました。その後、精密検査でASC-USと診断され、経過観察となりました。
1年間経過観察を続けましたが、LSILに進行。さらに悪化すれば手術を検討する段階に至り、手術を避けたいとの希望から漢方治療を開始しました。
患者情報
年齢・性別：27歳女性
身長・体重：167cm、57kg
HPVワクチン接種：2価ワクチン接種済み（16型・18型陰性、その他陽性）
細胞診：LSIL
生理状況
・周期：26～33日
・日数：5～7日
・痛み：2/5（時々痛み止め服用）
・経血の状態：赤、中程度の量、塊は少
PMS：イライラ、多眠、憂うつ
持病：なし
治療内容と経過
免疫力を高め、粘膜のターンオーバーを促進する漢方薬を服用開始。
漢方治療開始後の変化
・生理周期が28～30日と安定
・生理痛がほぼ消失
検査結果
・漢方服用4ヶ月後：NILM（正常）に改善、HPVも陰性化
・10ヶ月後の再検査：リバウンドなし
・16ヶ月後（陰性化1年後）の検査：NILMが維持され、無事に治療を卒業
考察
子宮頚部異形成は、免疫力やホルモンバランスを整えることで改善が見込めるウイルス感染症です。今回の症例では、漢方薬によって以下の効果が確認されました。
・免疫力の強化：HPV感染の進行を抑制
・粘膜のターンオーバー促進：異形細胞の早期脱落を促進
・ホルモンバランスの調整：生理周期の安定化、PMSや生理痛の緩和
・生活の質向上：良好な体調を維持
自力での改善が難しいと感じる方には、一度ご相談いただくことで、適切な治療方針を見つけられるかもしれません。お気軽にお問い合わせください。
【関連項目】
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