〔写真は、オケラ(蒼朮)2018年12月3日撮影〕
お子様を考えて、3年。タイミング法、人工授精となかなか結果が出なく体外受精も視野に入れながらのご来店。4㎝の瘤状の子宮腺筋症があると病院にて診断されていました。本人の焦る気持ちとは裏腹に、体温は安定しない状態で、自覚症状は、肩こり、足先の冷え、首肩の凝り、腰痛、生理痛が酷く、鎮痛剤は1-2日は必ず服用されていました。帯下も多く、煎じ薬の桂枝茯苓丸加ヨクイニンを2か月服用頂きました。多少痛みはよい感じでしたが、後は全く変化がありませんでした。
再度、ご様子個確認し、唇の乾燥、掌のほてり、冷えのぼせ、帯下などを「証」中心に考えて、陰性お血の漢方薬、温経湯を服用していただき30日ご妊娠のお知らせを頂きました。その後、腺筋症を乗り越えて、妊娠継続中、頑張っておられます。