男性更年期障害(LOH症候群:加齢男性性腺機能低下症候群)は、加齢に伴い男性ホルモンの減少など関連して、うつ傾向、やる気がでない、不眠、倦怠感、のぼせ、動悸、集中力が続かない、精力減退、ED、など症状は多岐にわたります。
更年期障害は、女性特有の病気ではなく、30歳代後半~50歳代の働き盛りの男性にもある病気です。男性は女性と異なり、男性ホルモンが徐々に減少していくので、その影響も比較的ゆるやかに、症状が発現してくる場合が多いようです。体の不調だけでなく、不眠や全身倦怠感、うつ症状など、心の不調を訴える人も少なくありません。 男性の更年期障害は、40歳以降のどの年代でも起こってくることと、終わりがはっきりしていません。いつまでも続く場合があります。また、症状では男性の場合性欲の減退が顕著に現れます。
現代において、男性更年期障害(LOH症候群)患者は600万人とも言われています。
男性ホルモン(テストステロン)の低下が「抑うつ感」を生み出し、EDを導くといわれています。男性更年期の中での主な症状として、精神的な症状としての「抑うつ感」と身体的な症状としての「ED」といった関係になります。心血管疾患(心筋梗塞、狭心症)を患った男性のほとんどが、2~3年前からEDだったとの報告があります。男性ホルモン(テストステロン)はEDや動脈硬化と明らかに関係が深く、心臓ばかりでなく、脳卒中予防の面からも治療することが勧められます。
☆ 適度な運動を定期的に行い、特に筋肉トレーニングを行い、筋肉量低下を防ぎ増大に努めましょう。
≪漢方療法≫
◎補中益気湯・・・体力の低下した人で、倦怠感、食欲不振、動悸などの症状がみられ、多汗症、勃起障害、夏やせ、寝汗などに用いられます。
◎八味地黄丸・・・疲れやすい、手足の冷え、腰痛、ほてり、尿量減少、むくみ、頻尿、かすみ目、口の渇き、前立腺肥大、排尿困難、勃起障害などの症状に用いられます。
◎柴胡加竜骨牡蠣湯・・・比較的体力のある人の動悸、不眠、動脈硬化、不安、高血圧症、神経症、勃起障害、更年期障害、に用いられます。
◎紅参末・・・・胃腸虚弱で、元気のない方に用います。強壮・強精作用のある薬用ニンジンの粉薬です。神経を活発にして、胃腸など体の機能を高めます。食欲不振や胃もたれに用います。エネルギーの補充を必要とする虚弱なかた向けの漢方薬に広く配合されています。
上記はあくまでも目安です。漢方薬は症状と体質に合わせて使いわけます。必ず漢方専門の薬剤師にご相談の上お飲みください。
◇店舗へのご来店が難しい状況ですので、お電話での漢方相談を受け付けています。また、ラインアプリを利用したオンライン漢方相談も行っております。
外出が不安な方、遠方の方、お電話でお悩みの症状、体質、生活習慣等をお伺いし、体に合った漢方薬をお選びし、お送りしています。お気軽にご連絡ください。
電話相談:044-430-3588 、オンライン漢方相談ご希望の方は、ご相談フォーム より「オンライン相談希望」とお書き添えの上、メールをお送りください。
<不妊症の漢方>
日本では10組に1組が不妊症と言われています。漢方では、身体のバランスを整え(陰陽の調和をとり、ホルモンのバランスを整える)、血の汚れをとり、血の流れを改善することで妊娠しやすい状態にしていきます。また、精子減少症、無力症など男性が原因の場合も40%あると言われています。男性の不妊症には腎系の働きを改善する薬を使い、精子の数、運動を高めていきます。 《不妊症、生理不順》 不妊症に悩む人の多くは、生理不順を伴う場合が非常に多いものです。生理不順を治すことで、不妊が改善する場合があります。西洋医学では、女性不妊を卵巣、卵管、子宮、骨盤腹膜に器質的異常があるものを器質的不妊といい、原因がはっきりしないものを機能性不妊といいます。また、原因が男性にある場合もあります。 《不妊症、生理不順の代表的な漢方薬》 ● 当帰芍薬散・・・貧血ぎみで、冷え性、疲れやすい人が目標です。 帯下などがしばしばあり、膀胱炎をおこしやすいタイプの人で、 圧迫されるような鈍痛の生理痛がある人に用います。 ● 桂枝茯苓丸・・・・体力は普通であざができやすく、顔はのぼせて 手足が冷えるといったいわゆる冷えのぼせタイプで唇や舌の色は 赤黒い人が目標です。 ● 加味逍遙散・・・・足が冷えて顔がのぼせ、肩こり、頭痛、めまい、 不安感、イライラなどの神経症状強くあらわれる人に用います。 ● 補中益気湯・・・・手足の倦怠感があり、疲労しやすく、消化器系が弱く、 体力のない人に用います。男性不妊の、精子のきが悪い人にも用います。 ● 婦人宝 [第2類医薬品] 〔シロップ剤〕 (1) 「女性の宝」と重用されている「当帰」が、処方の約7割を占めます。 (当帰1日配合量5.52g) (2) 中医学では、女性の「健康と美容」は「血液の健康」と密接な かかわりがあると考えます。 婦人宝は、気血を補う生薬が、多数配合されてますので 「血虚」の方に最適です。 (3) 血の巡りを良くし、血の量を豊かにして、体全体の機能を高め、 冷え症・貧血など女性特有の諸症状に優れた効果を発揮します。 (4) 甘くて飲み易い「シロップ剤」です。 《不妊症、生理不順によいと言われている民間薬、機能性食品》 サフラン、トウキ、コウカ、シャクヤク、ヤクモソウ、ホオズキの黒焼き粉末 <注意> 漢方薬は、お一人お一人の体質や病気の状態合わせて処方されるオーダメイドのお薬です。 体質が違えば同じ病気、同じ症状でも飲む漢方薬が違ってきます。 お飲みになる場合は必ず漢方の専門家にご相談ください。 |
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更新日: 2024/11/13 |
クマザサエキス『サンクロン』のご紹介 ~自然の恵み、緑の酸素~
信州産の新鮮クマ笹の濃縮液です。(第3種医薬品)ークマザサの葉の中には、多量のクロロフィル(葉緑素)の他に、各種ビタミン、たんぱく質、ミネラル等が豊富に含まれています。 クマザサエキスは、緑の血液ともいわれています。 《効能効果》:食欲不振、疲労回復、口内炎、歯槽膿漏、 口臭体臭の除去 サンクロンは弱アルカリの水剤です。体内に吸収されやすいように、ph7.3の液体医薬品です。新鮮な生のクマザサから作られているのが、特徴です。血液をきれいにする働きがあります。 血液をきれいにする事は、すべての病気に大切です。きれいな体の環境作りを(サラサラの血液)そんな時、クマザサの緑が力を発揮します。 葉緑素の主成分である、クロロフィル(銅クロロフィルナトリウム)が、口臭、体臭を改善します。 『クマザザエキスは、血液をきれいにし、自然治癒力を高めていきます。』 クマザサは、幅広い薬効に加えてピロリ菌消滅作用も発見されています。クマザサが良く効くのは、胃が痛い人、高血圧、免疫力の強化、骨粗しょう症の予防、ガンの予防、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防、などに効き目があるとされています ~こんな方におすすめです。~ ●疲れやすい、疲れが取れない。 ●口臭、体臭が気になる ●胃腸の調子が悪い ●便秘、下痢 ●糖尿病が気になる ●脂質代謝異常、コレステロール、中性脂肪が高い ●血圧が高い ●ニキビ、吹き出物が気になる。 ●風邪引きやすく、なかなか治らない。 ●ストレス多く、不眠気味、イライラしやすい ●歯周病が気になる ●水虫 治験例 60歳 女性 サンクロンを一日30ml 2ヶ月服用 血液検査のデータが改善された γ-GTP 41 → 22 コレステロール 248 → 180 中性脂肪 224 → 94 血糖 166 → 85 |
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更新日: 2024/11/10 |
私たちはストレスを感じ緊張感が強くなると、無意識的に呼吸が浅くなり酸素が不足して深い呼吸をしたくなります。これが、「ため息」です。また、過度のストレス、過労、睡眠不足が続くと呼吸中枢が刺激され過呼吸発作(過喚起症候群)などを起こすこともあります。
呼吸は、眠っているときに無意識にも行なえ、また意識して深く吸ったり、吐いたりすることもできる特別な生態活動で、運動神経と自律神経と両方の神経が関与しています。ですから。「呼吸法」は、ストレス解消や、リラックス効果があり、自律神経の調整にも役立ちます。息を吸うときは交感神経が高まり、息を吐くときは副交感神経が高まります。この「呼吸法」は、副交感神経の働きを高めることで、ストレス解消や、リラックス効果が得られ、「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンの分泌を増やします。 「幸せホルモン」セロトニン セロトニンは「神経伝達物質」の一つで、神経細胞を活性化させる働きをしています。そのため、セロトニンが不足するとイライラや体のだるさなどの不調を感じがちに。逆に、充分に分泌されれば脳がイキイキとして心と体が元気になるため、通称「幸せホルモン」といわれているわけです。またセロトニンは、「睡眠ホルモン」といわれているメラトニンの原料になります。 [セロトニン分泌のためには、特に「息を吐く」ことを意識した呼吸を行うのが大切です。] 《リラックス呼吸法(腹式呼吸)》 1、椅子に楽な姿勢ですわるか、仰向けに寝ましょう。 2、鼻から大きく息を吸います。手をお腹に当ててお腹に当ててお腹がふくらむのを確認します。 3、口からゆっくり息を吐いていきます。お腹がへこんでいくのを確認してください。 4、息を吸うときは2~3秒、吐くときは12~15秒くらい掛けてゆっくり吐くのがコツです。 ■1日1~3回、1日5分くらい行ってみてください。 健康的な生活のために、毎日行ってみてください。 また、特に、眠れない時や、不安感が強い時、イライラが強い時、疲れがたまっている時などに行ってみてください。 すこやか堂では、漢方療法と合わせて呼吸法などの生活養生を行って頂くことで健康回復、維持、増進のお手伝いをさせていただいております。是非ご相談ください。 ◆電話相談:044-430-3588 、オンライン漢方相談ご希望の方は、ご相談フォーム より「オンライン相談希望」とお書き添えの上、メールをお送りください。 |
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更新日: 2024/11/10 |
現代は、不眠の原因になるいろいろなストレスが氾濫しています。
成人の5人に1人が不眠症といわれています。 不眠に原因は、ストレス性のもの、老人性のもの、精神障害が原因となっているものなどがあります。 不眠は、寝つきの悪い入眠障害、眠りの浅い熟眠障害、睡眠の途中で何度も目が覚めてしまう中途覚醒、朝早く目が覚める早朝覚醒などがあります。 ひどい不眠の場合は、多くの方が病院からの睡眠薬や安定剤を服用しています。 確かに即効性はありますが習慣性や副作用などを心配される方は少なくありません。 漢方は、不眠を即効で治すのではなく根本的に体のバランスを整えることで睡眠をしっかり取れるようにしていくものです。 漢方では、不眠症は「肝」「心」「腎」の機能の関係が深いと考えます。 よく、「肝がたかぶる」と言われるように、肝の機能が失調すると、気が頭に上り眠れなくなります。 〈不眠の漢方薬〉 ● 寝付けない、熟睡できない、夢をよく見るようなかたは、加味帰脾湯(カミキヒトウ) ● ストレスが多く、イライラしたり、動悸がしたり、考え事をして寝付けないようなかたは、柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ) ● 心身が疲れやすく、血色が悪く、すぐに目が覚めるようなかたは、柏子養心丸(ハクシヨウシンガン) ● 神経不安がありストレスが多く、胃腸の機能が弱っているかた、加味温胆湯(カミウンタントウ) (民間療法) ● 青ジソ――シソは、神経の興奮を鎮め、精神不安を取り除く作用があると言われています。 ● 牛乳―――牛乳は、脳を眠りに誘う作用のあるセロトニンを豊富に含みます。また豊富に含むカルシウムは、中枢神経の働きをよくし、神経の高ぶりやイライラを鎮めます。 ★すこやか堂では、一人一人の症状や体質が多彩なため時間を掛けてお話を伺いその方に一番良い漢方薬をお選びおつくり致しております。 |
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更新日: 2024/11/10 |