ゆっくりよく噛むのが身体に良いことは百も承知。だけどつい早食いで・・・・。
そんな方、多いのではないかしら?(わたしもですけど・・・。)
①.かむことはどうして体にいいの?
自分が胃袋になったと想像してみましょう。
ごろごろまるのみの食べ物が胃に入ってきたら胃袋はうんざりでしょう?
これを消化するのはおお仕事ですよね。
それに比べて、口の中で細かく噛み砕き擦りつぶされた食べ物なら、
胃も消化するのがラクチンですね。
胃の弱い方に早食いの方、結構多いんです。
冷たいものを減らし、よくかんでいただくだけで胃弱が治ってしまう方も多いんですよ。
よく噛むことは、血糖値の急激な上昇も防いでくれます。早食いだと食べすぎてしまうけど、
よく噛むとお腹もいっぱいになって食べ過ぎなくて済みダイエットにもなりますね。
ゴボウや根菜類などの食物繊維も細かく噛まなければ繊維として働きませんね。食物繊維は
、食べ物の余分な脂を吸収してくれますから、コレステロールや高脂血症が気になる人に
いいですね。細かくなった食物繊維が便のカサになって、お通じにもよいですし。
よく噛むことは、脳も刺激します。「パロチン」という若返りホルモンもでます。
顔のたるみ予防にもなるし、虫歯や歯周病の予防にもなります。
よく噛むのが良いことはわかってますよね、わかっていてもなかなか実行できない。
私もそう、お客様に「よく噛んでね、」とお話しするんですが、
私自身ついつい早食いになってしまう。いけませんね。
②.よくかむ方法
そこで、よく噛む工夫はないかしら、と考え箸置きを使ってみました。
食べ物をひとくち口に入れたらおはしを箸置きに置きます。すると、意識が口の中に集中して、
噛むことができました。それもごく自然に。まだ食べ物がツブツブだわ、もっと噛もうという具合です。
食べ物を口に入れた後もお箸を持っていると、意識は手に向かっています。
頭ではよく噛もう、って思っているのに、手が、次に食べようとするものをどれにしようか考えて準備をしてしまい、
口の中への意識が薄れてしまいます。
準備ができると無意識のうちに口の中の食べ物を飲み込んでしまいます。
大発見でした。
お箸を置けば、意識は口の中、あ、まだご飯がツブツブだわ、もっと噛もう、
と自然にたくさん噛めるようになるのです。
それによく噛んでいると食べ物の味がよくわかってお食事がより一層おいしくいただけます。
それによく噛んでいると食べ物の味がよくわかって美味しいですよ。
皆様にもよくかんで美味しく健康にお食事をいただけますように
箸置き、プレゼントします。
H29年4月に谷薬舗へご来店のお客様に、
木製の自然の風合いの箸置きをプレゼントします。
谷薬舗 薬剤師 谷温子
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更新日: 2017/04/03 |