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痛風発作

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



54歳の会社社長。

 ある朝、電話相談があり。本人ではなく、代理のかたから

10日前から、右親指の付け根が腫れて、激しく痛んで、会社も出られないでいるという。急性の痛風発作の痛みなら、救急病院に行ったらと、お話するが、本人は、どうしても新薬の薬は飲みたくないとの、事で、痛みをこらえている。漢方薬なら飲んで良い?というので、電話をしてみたという。

それなら、とりあえず漢方薬を、しかしエキス剤では心もとないので、煎じ薬にして作るからと返事をした。

数時間後、代理の家族の方がらい局されて、話を伺う。

1年以上も前から、尿酸値の高いことは、定期健診にて知っていて、10mg/dl~11mg/dl もあり、このままだと痛風発作が起きることも医師に指摘されてきた。しかし、食事制限や、薬も飲まずにきた結果とのことだった。(ほとんど外食)

症状は、右の足親指の付け根というか、指全体が倍近く腫れあって、半歩でも動かせない状態とのこと。

高尿酸血症の疼痛(痛風)に使う、麻黄赤芍湯(まおうせきしゃくとう)を煎じ薬にして、飲んでいただくが、家では作れないとのことなので、自動煎じ分包機で、真空パックの煎じ薬を作り、お渡しした。


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3日ほどで、痛みは半減し、7日ほどで、腫れもひいてきた。続けて飲んでいただいているが、血液検査だけは、定期的に受けるようにアドバイスした。

 

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75歳の主婦。

3年前からの、左手親指と両手掌部の角質の剥離と乾燥、亀裂があり、水が沁みる事がある。


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皮膚科で診てもらうが、田舎で、診察してもらうのが遠距離で大変なため、続ける事ができないで困っていたところ、娘さん紹介されて、来局する。

手を見せていただくと、まさしく、上記症状で、常に包帯や手袋を巻いて、家事をこなして、不便だという。

はじめは、エキス剤希望だったので、温経湯(うんけいとう)の内服に、紫雲膏(しうんこう)を朝夕、塗布してもらった。

1ヶ月後、良いが、剥離は相変わらず、そこで、手足先の冷えを訴えも考慮して、煎じ薬に変更し、当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)を、温経湯に合わせて、煎じ薬にして、飲んでいただく。

続ける事、半年で、手‣指ともに、つるつるになり、喜んでいただいた。

   

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63歳の男性。

3年前から、健康診断の時に、血糖値が高いと指摘されてきたが、無視してきたところ、2週間前の検査時に、HbA1cが6.7で、抗糖尿病薬の服用を指示された。

本人は、新薬の薬に抵抗があるため、漢方薬での治療を求めてきた。

ふつう、あまり糖尿病のかたは、治療を中断してしまう方が多いので、適当にしてしまうが、この方は10年前に、数年間漢方薬の服用の履歴が当薬局にあるので、相談に応じることにした。

体格は、身長173cm、体重80kg、肥満体。やや口が渇き、水分摂取が多い傾向以外、尿回数も1日5・6回で、異常はない。

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この軽症糖尿病に、体質改善を目的に、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)に五苓散(ごれいさん)を加味して、飲んでいただく。

食事の注意は間食を一切やめていただき、炭水化物(米・パン・うどんなど)の量を意識的減らすように指導した。もちろん運動量は増やすには当たり前になった。

2ヶ月後には、体重が80kgが72kgに減り。HbA1cも6.1になり、さらなる低下がみられるようになった。

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竜胆瀉肝湯には、糖尿病に特徴的な細小血管障害を予防し、治療する。血流改善作用と同時に止血作用があり、網膜症、腎症などの進行を予防、治療すると考えられている。(病名漢方治療の実際から)

   

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痒疹・・・

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



10年前からの、痒疹で悩んでいた。

きっかけは、虫刺されかひっかき傷かわからないような、赤味が左足のすねにできた。

なにげなく、搔いているうちに、それが、左下肢上部にまで、拡大してきた。

すぐ、皮膚科に受診し、痒疹といわれ、外用薬と痒み止めをもらう。それで、一時はよくなるかに思えたが、きちんと飲んだり、塗ったりしなかったためか、1ヶ月後の夏に入って、一気に悪化し、右下肢にも痒疹ができて、猛烈な痒みに悩まされた。皮膚状態は一進一退を、繰り返して、1年になった。

知人に漢方薬で、アトピーが治った人がいて、これはと思い、来局する。

身長172cm、体重78kg やや肥満。

下腹部と両下肢に小豆大の痒疹が、びっしりできている。掻いた跡もみられ、浸出液がでている箇所もある。

まずは、夏のこともあり、消風散の煎じ薬と抗炎症効果と化膿止めにもなる漢方軟膏を調合して、飲み、塗っていただいた。また、搔かないように注意するとともに、特に痒い箇所は包帯をして、直接掻けないように工夫してもらう。

1ヶ月後には、浸出液のでていた箇所はきれいになった。

次に抗炎症効果の強い、皮炎湯と越婢加朮湯を使い、表皮にある、結節を小さくするように心がけた。

これは、すぐには反応はなかったが、紫雲膏の塗布とともに、続ける事半年で、紅班はなくなり、1年で、結節部も平になった。



 

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不眠症で悩んでいる高齢者。

不眠症の漢方薬もいろいろありますが、

  漢方薬の処方ではなく、単味の生薬で効果がある事があります。

  不眠症に使われる漢方薬には、酸棗仁湯(さんそうにんとう)、帰脾湯(きひとう)、黄
  連解毒湯(おうれんげどくとう)、温胆湯(うんたんとう)があります。

  ところが、そういった処方ではなく、ドクダミやゲンノショウコ、クコの葉などのように
  単独の生薬が効くことがあります。

  今回、使ったのがチョウトウコウ(釣藤鈎)、アカネ科のカギカズラの棘部分を薬用
  にします。漢方薬的薬理作用は平肝止痙。西洋医学てきでは、鎮静・降圧・抗ウイ

  ルス作用があるようです。

この鎮静効果を利用して、興奮しやすい高血圧気味のかたの不眠に使ってみました。

  78歳の男性。体重48kg、身長166cm

    認知症とパーキンソンにて、加療中で、興奮しやすく、睡眠中の歯ぎしりが多い
    ことを、目標にして、チョウトウコウを煎じ薬にして、朝夕飲んでいただくと、


    夜中に、何回も目が覚めていたのが、朝がた尿意で目が覚める以外は、
    起きなくなり、喜ばれた。

 

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