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和の香り
~「芳香療法」~ 香りの効果19世紀末からヨーロッパでは『森の中で暮らすと健康に良い』との経験から「森林浴」や「森林療法」が提唱されて来ました。 日本では1982年に林野庁による「森林浴」が提言され、1983年には大手化粧品メーカーと大手香料メーカーの共同研究による森林浴関連の香りの付いた浴用剤『アンボァ』が発売されブームを巻き起こしました。 その後、香りが健康に関連するという発想と、ヨーロッパで薬用として認められている「アロマテラピー」の考えから、「芳香療法」という日本語訳がブームとなり物議を醸し出す様になりました。 1988年、国際機関からの申し出と日本の厚生省からの通達により「アロマテラピー」は「アロマコロジー」と表現する事となり、香りの効果は心理学的要素がほとんどを占める様になりました。 香りの効果としては、心理的効果、生理的効果、薬理的効果、科学的効果、環境保全効果等が挙げられます。 |