夏バテ予防
暑邪は、氣(エネルギー)を消耗し、汗や下痢などで津液(しんえき)(体に必要な水分)の不足をおこし、精神を乱します。
湿邪は、氣の巡りを悪くさせ、脾の運化(飲食より栄養物質を吸収し必要な所に運ぶ働きと水液代謝の平衡を保つ働き)を妨げます。
(1) 水分、冷たいものの摂り過ぎに注意
食欲がないのに無理に食べない。夏に食欲があるとどんどん食べ、体はどんどんエネルギーを作っていきますので、暑くて仕方がないことに。
夏はそんなに食べなくてもいいのです。
食欲がないのに無理に食べない。夏に食欲があるとどんどん食べ、体はどんどんエネルギーを作っていきますので、暑くて仕方がないことに。
夏はそんなに食べなくてもいいのです。
(2) 水分のある夏野菜と塩分を摂る、キュウリ、カボチャ、ジャガイモ、トマト、とうもろこし、セロリ、ナス、小豆、枝豆やスイカでビタミンCやビタミンB群を補い、自然塩を摂ると、自力で、汗をかいて体温を下げることが出来ます。PSコラーゲンCでタンパク質とビタミンCを補いましょう。
(3) 遅寝しても良いが、早起きし、だらだらせず、しっかり動き、20~30分の昼寝でリフレッシュ。
(4) レトロな涼の取り方、朝やまだ仕事の有る時は行水(ぎょうずい)ならぬ熱めのシャワー。冷房の中で冷え切っていたり(お臍の下、氣海、丹田辺りの皮下脂肪が冷たかったら)寝る前にはぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。寝るときは、冷房を切って、うちわに首振り扇風機、水枕でお休み下さい。
(5) 自律神経に頑張らせない事、暑邪と寒邪(冷房)を行ったり来たりすると体のサーモスタットがバカになります。
ジャケット1枚着ると脱ぐとでは3度の温度差。皮下脂肪の多い女性は一度冷えてしまうと氷枕を抱えているみたいになります。特に足首、膝、肘、首、頭のてっぺんは冷やさないように防御しましょう。冷やさない事がそのままダイエットになります。
ジャケット1枚着ると脱ぐとでは3度の温度差。皮下脂肪の多い女性は一度冷えてしまうと氷枕を抱えているみたいになります。特に足首、膝、肘、首、頭のてっぺんは冷やさないように防御しましょう。冷やさない事がそのままダイエットになります。
小豆汁
(小豆、大匙1杯に2カップの水を入れ中火で30分、黒糖か自然塩少々で薄く味付けして飲む)
五苓散(ごれいさん)
(暑邪にやられて頭痛、めまい、咽が渇きやたらに冷たいものを飲み、飲むと吐気や吐く、尿が出にくい時。冷たいおもゆやくず湯で少しずつ飲む)
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や 清暑益気湯(せいしょえっきとう)
(胃腸虚弱で気力がなく、とろんとしてぐったり、口の中に生唾が溜まり、食べ物の味がわからなくなる、汗が出過ぎるなど)
その他、六君子湯(りっくんしとう)、人参湯(にんじんとう)、藿香正気散(かっこうしょうきさん)、真武湯(しんぶとう)など ご相談下さい。