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 今年も残す所、1ヶ月を切りましたね。早~い・・・! 風も冷たくなり、寒い冬の到来ですね。命あるものはとても素直。自然の流れに沿って体も変化します。気温が下がり、日の出は遅く、日暮れは早く、夜(陰)が長くなる冬。動物たちは寒さを乗り切る為にエネルギーを温存し冬眠します。植物たちも、春の芽吹きに向けてエネルギーを根っこに凝縮します。できるだけ活動しない事で、エネルギーを蓄えるのです。
 私たち人間の冬も本当は休息の季節なのです。(ぬくぬくと冬眠したいわぁ・・)
 夜(陰)の時間が長いのでたっぷり睡眠を取る方が自然ですし、体もエネルギーを消耗しないようにするので、栄養を体内に取り込もうとします。だから冬は太りやすくなるのです。(それを言い訳にしないでね 私・・(笑))。冬は元気の温存期間なのです。

 五行説でいう五季の冬は、五臓のに相当します。五色では、五味では(塩辛い)。
 腎は、生命の源である「精」を貯蔵し、全身に精力を巡らせ、気を生み出します。生命活動を維持するエネルギーの根幹である腎。
 そして、腎は体内の水分代謝の管理もしています。必要な水分を溜め、体内に巡らせ、不要な水分を尿として出す。五腑の膀胱とは表裏一体の関係であり、腎と膀胱は大小便の排泄も調整しています。
 冬の寒さで腎が冷えると、尿の出が悪くなり、余分な水分が体内に溜まり、むくみが生じます。膀胱炎や冷えから来る下痢、腰痛、月経痛なども注意しましょう。

※○○汁は最高の冬のレシピ
 寒さの厳しい地域では、塩、味噌、醤油を多く使います。塩辛い食材は、体を温める作用があるからです。厳寒の地で生き抜く為の先人からの教えなのでしょう。
 中でも、○○汁という郷土料理。体の底から温めてくれます。体を温める根菜類をたっぷり入れて、魚なども加え、まさに具沢山汁です。
 鍋も良いですね~。寒い冬にフ~フ~言いながら食べる最高のレシピです!
 今年の冬は、鍋奉行でいきましょう!
 ポッカポカの体になって、腎を補い、気を充実させて・・・

 健康で、元気な、素晴らしい佳いお年をお迎え下さいませ!

關根 典子  

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
小池 加能 著  
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ
    ISBN 978-4-905937-12-8
    C0047 ¥1380E
    定価(本体1380円+税)


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