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痴呆症と漢方

年を取ると誰でも、物覚えが悪くなったり、物忘れが多くなったりします。
ただ、普通は日常生活に支障をきたすほどではありません。

一方痴呆は、脳の障害がもとで起こります。
知能が全体的に低下し、自分だけでは日常生活も送れなくなるのです。

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痴呆症って?

老年期痴呆

 過去に頭の外傷を受けたり、脳内感染症にかかったり、睡眠不足、運動不足、毎日の不規則な食事、塩分や脂肪食の過食、タバコの吸い過ぎ、お酒の飲み過ぎ、その上毎日ボーッとした生活、「うつ」状態になる、好奇心のない生活、身内の者が亡くなった、財産をだましとられたというような損失体験などが原因としてあげられます。

  高血圧症で脳血栓が起こると、虚血性脳障害により一度に数億個の神経細胞が壊死するので、「脳血管性痴呆」が始まります。これは、老年期痴呆の30%にみられます。

アルツハイマー病

 最初の患者が報告されてから100年がたちます。その原因として、遺伝子説、感染説、アルミニウム説、喫煙説などがあります。大脳の連合野の第3、5層、海馬傍回の第2、4層、海馬の錐体細胞の萎縮や脱落によって起こるといわれています。人格が変化し、自制心が失われ、徘徊、反社会的な行動をおこすこともあります。多くの方に迷惑をかけてしまうので介護が必要です。

 本症は、老年期痴呆の43%にみられ、年々増え続けています。進行が止まらず、5~8年で死に至る疾患でもあります。


MEMO

 「痴呆症」という用語については、以後「認知症」を使うよう、2004年12月24日付で厚生労働省より通知が出されています


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