最近の不妊症で挙児希望の29歳のNさま
結婚3年しても授かることも、妊娠の兆候もなく不妊外来を受診されて、
検査の結果プロラクチンが高く半年近く医療機関で治療されたけれど
結果が出ないとのことで、ご主人と一緒に来局されました。
Nさまは胃腸が弱く、めまい、頭痛などの症状、
中医学でいう血虚の症状とプロラクチンが高いこと
が妊娠に至らない大きな原因と判断しました。
ご主人の理解があって、血を補う補血の漢方薬と
プロラクチンを抑えるために麦芽(イリバクガ)のサプリメント
などのお薬やハーブをご服用いただきました。
そして、二週間おきに来局いただきましたが、
3周期たってもプロラクチンの値が下がらず
頭痛や吐き気が激しいとのことで
脳腫瘍の検査を受けていただいたところ5mm程度の脳腫瘍
がみつかり急ぎ手術の運びとなりました。
高プロラクチンの原因としては
・ストレス
・長期の授乳
・薬剤の副作用
などがあげられますが、稀に脳腫瘍が原因となることが
有ります。
高プロラクチン血症について詳しくは、ブログ
https://ameblo.jp/konankanpo/entry-12546861130.html
参照下さい。
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更新日: 2019/12/28 |