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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

温める事と温まる事は、似ている様で、実は違います。
禅問答のようですが・・・。

温かい飲み物や暖房は、その温かさによって対象を温めます。
すなわち熱に富み、その熱で温めるわけです。
ただ、熱で温めるという事は、ときとして水分損失にもつながります。
暖房をつけたままだと、次第に空気が乾燥していくように。
冬場におこる低温やけどなどもある意味、熱によって温める事の弊害かもしれません。

そして温めたからといって、果たして温まるか?
もちろん現実には、全く温まらないという事はありえません。
ただ、温めるというのは、温まる為の一つの手段でしかありません。
そしてまた、温める方法が温かいものに触れるしかないかといえば、
決してそんな事はありません。
現実には全く真逆の寒さに身を晒す行為も、実は有効だったりするわけです。

温める事と温まる事の違いは、寒さと冷えの関係にとてもよく似ています。
温めて解消するなら、それは寒さです。冷えではありません。
温めても解消しないなら、それは寒さではなく、冷えです。

温活の本質は、温まりやすいからだ作りにあります。
ですから、温めるという事とは基本的に無縁です。
例えばの話、寒い季節になりましたから、
温める為の熱量を増やして行きましょうという事ではありません。
そうではなくて、寒い季節になりましたから、
少ない熱量でも温まるように、温まりやすいように、
そのようなからだを養っていきましょうという事です。

では、どのようにして温まりやすさを養っていくか。
簡単に言えば、「温まる」という事に自ら精を出すよう、仕向ければ良い訳です。


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