東日本大震災の影響で日本中は暗い影に覆われており、
その中で私達が出来る事は限られていますが、
それをしっかりやり遂げるのも、とても大事な事だと思います。
その、私達が出来る事の一つが「平常心を保つ事」。
複数の報道から、本当に必要な情報を取捨選択し、より良い選択を選ぶ為には、
冷静な判断力、すなわち平常心を保つ事が大事です。
今回は、ストレスに対し平常心でいる為に出来る事を2つほど挙げてみます。
1.呼吸の際に「息をゆっくり吐く」 を数回繰り返しましょう
脳がしっかり働くには、脳に栄養、即ち酸素をたくさん送る事が大事。
私達は呼吸の際に酸素を吸い、二酸化炭素を吐いています。
いわゆる「ガス交換」ですね。
何かを「交換」するというのは、何かを手放す代わりに何かを得る、という事。
逆に言えば、何かを手放さない限り、欲しいものは手に入りません。
脳に酸素を与える、というのも同じ事で、
脳に送るための酸素を呼吸で得るためには、まずは十分に
酸素の代わりになるものを吐き出す必要があります。
呼吸の際に「息をゆっくり吐く」と、息を吸ったときに身体に入ってくる
酸素の量が増えるのだそうです。
深呼吸がリラックスするのに効果的といわれていますが、
ここで大事なのは「ゆっくり吐くこと」ということなのですね。
2.つめもみ
両手の薬指以外の指先をぎゅーって、ちょっと痛い位に揉むと、
血行が良くなり体が温まってきます。 そして、つめもみの効果は
身体を温めるのと同時に、副交感神経を活発にさせ、
気持ちをリラックスさせる働きがあります。
人間の体は、自律神経系と呼ばれる指令部によってコントロール
されていますが、そのコントロール系統が2系統あり、
その1つが交感神経系、もう1つが副交感神経系です。
交感神経系の働きが活発になると、人の身体は緊張状態になりますが、
副交感神経系の働きが活発になると、人の身体はリラックス状態になっていきます。
不安事が多いと、人の身体は交感神経系が優位になり、
全身が緊張状態に陥ります。
つめもみで副交感神経系を活発にし、リラックス状態に近づけたいものですね。
【震災ケア】ストレスに対して平常心を保つコツ
らくだ漢方堂 (千葉県野田市)
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更新日: 2011/03/16 |
















