1年前まで仕事を持っていて、忙しく外食が多く、又本人の嗜好も脂っこい
ものが好きでした。残業と外食が続いた時、急に激しい腹痛と嘔吐が起こりました
その時には急性膵炎の診断され、食事制限と薬による治療で急性の激しい痛みや
嘔吐はなくなりましたが、
その後も、不規則な食事や疲れがあると、下痢・腹痛・左背痛が起こり、治りま
せん。

現在の症状は、少しでも、油系の食品をとると、たちまち腹痛を伴う下痢・背痛
が起こり。数日は絶食状態っを強いられます。
そこで、膵臓の炎症をとる目的の柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)に鎮痙薬の芍薬
(しゃくやく)を加えて、煎薬にて服用する。
2週間服用するも、便通がよくなる程度で、症状はあまり変わらないので、柴胡
疎肝湯(さいこそかんとう)へ変えると、これはよく効いて、下痢がしなくなって
1ヶ月後には、背中の痛みもなくなり、普通の食事ができるようになりました。
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一度に漢方薬が症状に合う場合と、何度か変えることで効く場合があります。
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