不妊の方の多くは、周りからの圧力だけでなく、自分で自分を追い込んでしまっていることがあります。
また、今時ですので、兼業主婦、共働きの方も多いことでしょう。仕事のストレスや疲れも大きな原因の一つと言えます。
なんとなく、ストレスがホルモンに良くないのはわかりそうなものですが、何がそんなにいけないのでしょうか。
それは、ストレスによって発生する活性酸素が体内で女性ホルモンを減らす原因になっているからです。
女性ホルモンが多い若い人は、ちょっとやそっとではへこたれません。
むかついても、何かしらはけ口を作って解消して翌日には笑って職場にいけるでしょう。
もちろん若くても繊細で、ストレス耐性が低く、やられやすい方もいます。
で、この女性ホルモンが多ければ、活性酸素を除去しても余りあるわけです。
女性ホルモンが年齢とともに減少する一方で、責任が増えてくる世代になってくるとどうでしょうか。
子宝に必要な女性ホルモンを維持するのが困難になってしまうという事です。
不眠や眠れていても睡眠の質が悪く悪夢をよく見たり、寝ても疲れが取れない人もよろしくないですが、
これは寝ている間に頭の中をすっきりリセットする機構が作動していないために活性酸素も、脳の老廃物もたまって
諸所の生命活動に支障をきたすわけです。見えないレベルで。
というわけで、子宝相談の時にストレスや睡眠の質についてお伺いし、それの対策もご提案させていただくようにしています。
ちなみに、妊娠初期に母体が強いストレスを受けると、性同一性障害が発生しやすいといわれています。
ストレスコントロールはできる前もできた後も大切です。妊娠したらよかった!おわり!ではありません。
元気できれいなお子さんを生むために出産後まできっちりケアしていきましょう!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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更新日: 2021/09/29 |